題名 千代と高尾
著者 藤間紫苑
3
「いいえ、違うわ。それは少女コケシであって、貴女じゃない。
……私が欲しいのは高尾さんだわ。」
「何を生意気な事を言っているの?」
「だってそれは……ああっ。」
「そんな風に言えない体にしてやるわ。」
高尾は男が腰を動かすかのように、少女コケシを押した。
少女コケシは私の背と腹を刺激した。
高尾の手が動く度に私の興奮は高まっていった。
喉は渇き、乳首は張って布に擦れていた。
私は着物の上から自分の胸を揉んだ。
高尾は私の尻をぱんっと音が大きく鳴るように掌で叩いた。
私は高尾がもっと興奮するように、さらに爪先立ちし、獣のように尻を左右に振った。
私が尻を振ると、着物がずり落ち、少女コケシの上に乗った。
その拍子に少女コケシは私の体内を掻き回した。
「ひいっ。」
「ほら、もっと良い声でお鳴きなさい。」
高尾が用意した椅子に足を乗せた私は、さらに高く尻を持ち上げた。
隣のベランダからは丸見えに違いない。
高尾は満足そうに笑い、私の尻に噛み付いた。
私の体は高尾が触れる度に緊張し、締まった。
少女コケシは高尾の手によって、さらに奥へと挿し込まれた。
私は振り返って、少女コケシを見ようとしたが、着物の陰に隠れ、姿は見えなかった。
私はむず痒いカトレアの花弁に手を伸ばした。
すると高尾は私の手をぴしゃっと叩いた。
「駄目よ、まだ駄目。」
そして高尾は私のカトレアの花弁を広げ、ふうっと息を吹きかけた。
「まだよ。」
高尾は少女コケシを右手でぐっと私の体内に押し込んだ。
そして歯を立てて私の尻をかじった。
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第58回:【小説】千代と高尾【藤間紫苑】第3回 著者:藤間紫苑
(HP)
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