バナー担当:カオリン
第47回:【イラストストーリー】Cold or hot?【Celi&ツヅラカヅサ】■コラム前書■
こんにちは、ビアチカです。吹雪の雪山で遭難したら素肌で温め合うって元ネタはどこからなんだろうと、そんな取りとめもないことを考える秋の夜長。若さと熱に満ちた濃密なCeliのイラストとツヅラカヅサのエロティックな小話で、内側からぐっと熱く滾ってくださいませ。
前書担当:水月モニカ
空気が、冷たくなってきた。きっと屋根には今年初めての雪が降り始めているのだろう。
いつもの騒がしさが嘘のように静まり返った武道場の真ん中で、秋とヒナは身体を寄せ合って座り込んでいた。
「うう…秋、やっぱ道場は寒いね」
「でもほら…こうすると寒くない」
寒さに震えるヒナを、秋が背中からすっぽりと抱きしめた。さっきまで身体を動かしていた秋の体温はまだ高く、薄い剣道着越しに温もりが伝わってきた。
「あ、秋…」
秋の匂いと下着をつけていない胸の感触がヒナをどぎまぎさせる。それだけで体温が幾分上がったようだ。
「ヒナだってあったかいよ」
僅かに笑いを含んだ声で耳元に囁いて、するりとブレザーの胸元に左手を滑り込ませる。薄いブラウスと下着越しにふっくらとした感触の胸がやや早めの脈を打っているのが判る。ブラウスのボタンを一つだけ外して、直にその肌に触れると、腕の中のヒナの身体が小さく跳ねた。
<続き&大きいサイズのイラストはコラムにて!>
■作者紹介■
■イラスト担当
■Celi様 ■個人サイト:[EOF]
■pixivID:
30244■小説担当
■ツヅラカヅサ様ビアチカblog作品一覧